こんにちは!門司港レトロ大好きなひーたぱぱです。
今回は門司港レトロ観光の一番の名所と言ってもいい「JR門司港駅」をご紹介します!
1914年(大正3年)の建設当初の駅舎を復原した門司港駅はレトロ感たっぷりで圧巻です。
門司港駅は九州最北端の駅で、九州鉄道の起点を表す「0哩(ゼロマイル)標」があります。
駅ホームで記念撮影をする観光客の方々がたくさんいて、若い女性はインスタにもたくさん投稿していますね。
さらには、門司港駅は鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定されており、しかも重要文化財に指定されている駅舎は門司港駅と東京駅のみ。
駅構内には門司港の歴史と繁栄を残す数々の記録もあります。
そして、駅中にはスタバが入っていて、このスタバがめちゃレトロ感たっぷりでオシャレ。
このスタバ自体も観光名所になっているほどです。
● 1914年(大正3年)の建設当初の駅舎を復原。レトロ感たっぷりの駅舎は圧巻。
● 鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定
(重要文化財に指定されている駅舎は門司港駅と東京駅のみ)
● 九州最北端の駅。九州鉄道の起点を表す「0哩(ゼロマイル)標」がある。
● 門司港の歴史と繁栄を残す数々の記録
● 駅中にあるスタバがめちゃレトロ
それでは詳しく「JR門司港駅」をご紹介していきます!
門司港レトロ観光の際に少しでも参考になればうれしいです♪
門司港レトロ観光の必見スポット「門司港駅」を紹介するよ
<JR門司港駅>
【住所】福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31
門司港駅の外観
1914年(大正3年)の建設当初の駅舎を復原した門司港駅はレトロ感たっぷりで圧巻の光景。
6年の修復工事を経て2019年に建設当初の駅舎に復原されました。
復原前の昭和の駅舎も素敵でした。
左右対照に作られた美しいルネッサンス様式。
駅舎をこのアングルから真正面から撮影する観光客の方がたくさんいます。
駅前は広い噴水広場になっています。
時間によって広場中央の噴水が出てきて、夏場は子どもたちばびしょびしょになって水遊びしてたりもします(笑)
どのアングルからみても大正レトロの圧巻の駅舎。
遠くから見ても近くから見ても美しい。
駅舎の壁面など細部にわたって建設当初の駅舎に復原されています。
重厚感たっぷりの圧巻の駅舎
天上や照明も当時のままに復原。
レトロ感たっぷりの洋風な雰囲気がいいですね。
駅構内ホール
荘厳な雰囲気さえ漂う駅ホール。
床や天井、照明など細部にわたって大正初期の駅舎に復原。
特に天上と照明はゴージャスな感じがしますね。
当時の切符の販売窓口。
きっぷうりば(みどりの窓口)も当時の作りのまま重厚感のある木の入口になっています。
床は石造りで扉などは重厚感のある木でできてる
スターバックス 門司港駅店
駅構内には当時「旧三等待合室」だった場所にスタバが入っています。
(昔は待合室が一等から三等まで分かれてたようです)
このスタバが門司港駅のレトロな特徴を活かしていてめちゃいい雰囲気でおしゃれなんです!!
もはや観光名所と化しているスタバなので、休憩がてらぜひ行ってほしい場所です。
門司港駅のスタバだけを詳しく書いた記事がありますのでぜひ読んでみてください♪
ぜひ門司港駅のスタバに立ち寄ってみて!
改札・ホーム付近
当時の改札も復原されています。
現在は隣の自動改札だけが使用されていますが、当時はこのレトロな改札に駅員さんが切符を切っていたんですね。
門司港駅は九州最北端の駅で、九州鉄道の起点を表す「0哩(ゼロマイル)標」もあります。
九州最北端の終点駅ということで、ここで線路が終わっています。
子どもの頃は「せーんろはつづくーよ、どーこまーでーも♪」って歌に対して、門司港駅を見て「続いてないやないかい!」とよく思ったものです(笑)
線路は門司港駅で終わってるよ
「旅立ちの鐘」。
大正 3 年の駅舎完成の際は「出発合図の鐘」として製作され、昭和に入ると「安全の鐘」として旅行客を見守ってきた鐘が、平成21年に「旅立ちの鐘」としてよみがえりました。
鐘を鳴らすと「カンカーン」と大きな音が駅じゅうに鳴り響きます。
ぜひ「旅立ちの鐘」を鳴らしおきましょう♪
せっかくなので大きな門司港駅のパネルといっしょに記念写真を撮っておきましょう♪
待合室
こちらは大正当時を復原した待合室。
天井や窓・扉のフチが金色でゴージャスな感じ。
床は石造り。
門司港駅が6年かけて2019年に大正初期の駅舎に復原された際の復原記録を映像で見ることができます。
明治から平成までの門司港駅の長い歴史が書かれたパネルがあります。
現在の門司港駅の場所に駅舎が建設されたのは大正初期ですが、明治には現在の駅舎から200メートルほど離れた場所に駅舎があったそうです。
待合室の中には、当時あった「旧小荷物取扱室」が再現されています。
当時はどの駅にも小荷物取扱室があり、旅客の手荷物の受け渡しなどをしていたそうです。
駅1階の見どころ
関門連絡船通路跡
改札を出て左手(海側)に進むと、駅と港をつなぐ「関門連絡船通路跡」があります。
明治35年に九州と本州をつなぐ関門連絡船ができ、門司港駅で下車した旅客が関門連絡船に乗るために、どんどんとこの関門連絡船通路を通って港に行っていたようです。
関門連絡船通路は駅と港をつなぐ地下通路でしたが、現在はふさがれていて通ることはできません。
当時のコンクリートがむき出しになっていて歴史を感じることができるスポットです。
当時の繁栄がわかる遺跡のようになってる
旧監視孔
戦争末期に軍の命令で設置された渡航者の監視所跡です。
門司港は外国航路寄港地のため、関門連絡船の通路は戦時下の不審者を監視するのに絶好の場所だったのですね。
このコンクリートの壁に細長く作られた小さな穴から不審者を監視していたそうです。
門司港駅には戦時中の歴史まで残ってるんですね。
戦争の歴史も残ってる
帰り水
昔から門司は水がきれいでおいしく、外国航路を長旅する船に門司の水を積んでも何カ月も腐らないと評判だったそうです。
大正初期に設置されたこの水道で、旅行者においしい水を提供していたのですね。
門司にサッポロビール工場があったのも水がきれいだったからという理由もあるのかもしれませんね。
蛇口をひねると水道からは実際に水が出てきますよ!
昔から門司は水がきれいと評判だったらしい
洗面所
人で賑わう門司港駅に洗面専用で作られたそうだよ
幸運の手水鉢
「幸運の手水鉢」はトイレの入口にあるよ
旧正面上家
昭和・平成と90年間 門司港駅の正面にあった上家が保存されてるよ
旧自動電話室
展示室
駅舎1階の展示室では、門司港駅の歴史を語る昔の貴重な品や資料を見ることができます。
門司港駅の歴史を語る展示の数々
「旧みかど食堂」のソース瓶
門司港駅の2階にあったレストラン「みかど食堂」の倉庫に眠っていたソース瓶。
大きな坪のような瓶ですね。
昭和26年にみかど食堂から2階から1階に移築されまで60年間もの間、食堂の倉庫に眠っていたソース瓶です。
門司港駅の歴史を語る数々の品や資料が展示されてるよ
駅舎2階
駅舎1階の改札前の扉から駅舎2階へと上がれます。
重厚感のある木の手すりに赤い階段。
天井のつやのある重厚な木でできています。
廊下の照明はゴージャス。
階段も廊下も天井も重厚感たっぷりでゴージャス
駅舎2階の廊下には屋根裏の作りが見られるように窓があります。
これが木造の門司港駅の屋根裏。
旧貴賓室
身分の高い人をお迎えするためにあった「旧貴賓室」。
赤いじゅうたんが敷き詰められてゴージャスで優雅!
明治・大正時代は大都会だった門司港には海外からもたくさんの人が来ていたそうだよ
旧次室
旧貴賓室の隣の部屋は、貴賓の従者が控える場所だった旧次室。
旧次室の窓からは門司港駅のホームを眺めることができます。
旧食堂
駅舎2階には当時「みかど食堂」というレストランがありました。
2019年に大正初期の現在の駅舎に復原された際には「みかど食堂」も復刻されて営業していたのですが、今は別のレストランが営業をしています。
実際にレストランが営業してるよ
駅構内のファミリーマート
駅1階の改札横にはファミマがあります。
茶色の看板で観光地らしい落ち着いたデザインになっています。
ファミマには門司港レトロのお土産もたくさん売られてますよ。
ファミマで門司港土産も買えるよ
おわりに
鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定され、1914年(大正3年)の建設当初の駅舎を復原した門司港駅は大正ロマンたっぷり。
レトロ感とゴージャス感が織り交ざっている圧巻の駅舎で、門司港レトロ観光では外せない必見の場所です。
門司港駅は外観だけでも見ごたえたっぷりですが、駅のいたるところに明治・大正・昭和と栄えた門司港駅の歴史を物語るスポットが数多くありますので、ぜひ中に入って細部まで見てみましょう!
● 1914年(大正3年)の建設当初の駅舎を復原。レトロ感たっぷりの駅舎は圧巻。
● 鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定
(重要文化財に指定されている駅舎は門司港駅と東京駅のみ)
● 九州最北端の駅。九州鉄道の起点を表す「0哩(ゼロマイル)標」がある。
● 門司港の歴史と繁栄を残す数々の記録
● 駅中にあるスタバがめちゃレトロ
門司港駅から徒歩圏内で門司港レトロの観光名所がたくさんありますので、門司港駅を中心にどんどん名所を回って行きましょう♪
門司港駅周辺には門司港名物「焼きカレー」の店もたくさんありますよ!
以上、少しでも門司港レトロ観光の参考になればうれしいです。
門司港レトロ観光ではぜひ門司港駅にも行ってね!
それではまたっ