こんにちは!ひーたぱぱです。
今日は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんの著書『新・魔法のコンパス』をご紹介します!
[株式会社KADOKAWA、令和元年5月25日初版発行]
お笑い芸人の他に、絵本作家など多彩な才能を発揮されている西野亮廣さん。
学校では教えてくれなかったけれど最も直視すべき問題「お金」「広告」「ファン」。
西野さんは、めまぐるしくルールが変化し、昨日までの常識が今日の非常識ともザラになる現代において、本書において次のことを教えてくれています。
●「時代が変わっても変わらないルール」
●「常に自分の進むべき方向を指し示してくれる『魔法のコンパス』を持つこと」
この記事では、西野さんの言われる「お金」「広告」「ファン」について、本書のエッセンスをお伝えしたいと思います。
①お金
●お金は「他者に提供した労働の対価」ではなく、「他者に提供した価値の対価」だ。
●キミの収入を増やすには、キミの希少価値を上げるしかない。
私たちサラリーマンはついついお金を稼ぐというと「労働の対価」として会社からお金をもらうというように考えがち。
お金を稼ぐ本来の仕組みは、労働の対価ではなく、「他者に提供した価値」に対して、他者からお金をもらうこと。
なるほど。考えてみれば私たち消費者は、モノやサービスを買うのに、そのもの自体ではなく、そのものの価値を購入しているのか!
そして、収入を増やすには、自分の「希少価値」をあげることが大切。
例えば、英語が100点できる人よりも、「英語80点・中国語80点ができる人」の方が、ビジネスにおいてはよっぽど希少性があって価値が高いはず。
これにさらに例えば、ITスキル80点が加わることで、「英語×中国語×IT」を合わせもった人材になることができる!これってめちゃ希少性高いくて価値があるし、色んな仕事のオファーが来そうでうよね!
希少性は掛け算で無限大に広がります。
さぁ、私たちも「希少性」をあげて、相手に「価値を提供」しましょう!
②広告
●ニュースを出すな。ニュースになれ。
●ハンドルはお客さんに握らせろ。
「広告を出す」というと、普通はついついお金を払ってネット広告、駅や街の看板・ポスターなどに広告を掲載することを考えてしまいがちです。
しかし、現在はSNSの時代。
自らが情報発信することで、それを見た人が勝手にSNSで拡散してくれる。
そう、人が勝手に「無料(ただ)で広めてくれる」んです!
例えば西野さんは、絵本『えんとつ町のプペル』では、全ページをネット上で無料公開しています。
無料公開していること自体が話題になりますし、これを見た人がSNSで拡散してくれるんですね!
③ファン
●「機能検索」の時代が終わり、「人検索」の時代が始まった。
●自分をブランド化して、「ファン」を作ろう。
モノやサービスがあふれている現在では、似たようなモノやサービスはたくさんあります。
その中で、自分の商品・サービスを選んでもらうためには、お客さんに「せっかく買うならあの人から買おう」と思ってもらわなくてはいけません。
そのために、自分をブランド化してお客さんに「ファン」になってもらう必要があるんですね。
自分をブランド化するとお客さんに「あの人だから買おう」「あの人の商品・サービスなら間違いない」と思って買ってもらえるんですね!
おわりに
お金や広告というと少し難しそうに聞こえますが、本書はとても読みやすく分かりやすい文章で書かれています。
そして何より、お笑い芸人の西野さんの文章は本当に面白い!
ビジネス書なのに読みながら笑ってしまう場面もあります。
お笑い芸人以外にも、絵本作家など幅広い分野で成功をおさめている西野さんは、お金と広告についての本をいつくか出されていますので、皆さんもぜひ読んでみてください!
「そうだったのか!」という衝撃の事実を知ることになりますし、何より読んでて楽しい♪
ご参考までに、西野さんの書籍のリンクを↓に貼ってるので、よかったら見てみてください♪
おわり!