【新しい文章力の教室】読者に「完読される」読みやすい文章を書く方法

こんにちは!ひーたぱぱです!

今回はポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」で7年に渡り漫画と物販サイトの編集長をされてきた唐木元さんの著書『新しい文章力の教室 ~苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』をご紹介します!

私もブログを書くにあたり、これまで大して文章を書いた経験がない中で、ブロガーのヒトデさん(hitodeblog(ヒトデブログ))のオススメ書籍として紹介されていたのをきっかけに購入しました。

この本では、文章を書く基本的なスタンスや、ついついやってしまいがちなミス、こう書いたら分かりやすい、といった内容を分かりやすく丁寧に説明してくれています。

ブログやライティングを仕事とする人以外にも、サラリーマンやビジネスをする人にも「書くスキル」は必須となってくると思います。

本書はこんな人にオススメ

□ 言いたいことはあるのにうまく伝えられない。

□ どこから書き始めればいいのか分からない。

□ 言い回しに悩んでなかなか書き終わらない。

この記事では本書のエッセンスを私なりに考えてお伝えしていきたいと思います。

ひーたぱぱ

文章力の基本となるポイントをおさえよう!

1.書く前に準備する

書く前の準備で文章が決まる


① 良い文章とは完読される文章である

② 必要なものは主眼と骨子

③ 基本の構成は冒頭にまず「結論」

① 良い文章とは完読される文章である

自分が書いた文章が人に完読されるというのは、人が「最後まで読みたい」を思える文章だからこそ。

書籍だとよほど興味のない本でない限りは、最初から最後まで読んでもらえるかもしれません。

しかしブログやネットの記事は無料で無数にあるためほとんどが読まれないかスクロールされておわり。

せっかく書いた文章も読んでもらえないと意味がありません。

「完読される」文章を目指していきましょう。

ひーたぱぱ

読者に完読される文章をつくろう!

② 必要なものは主眼と骨子

文章を書き始める前に必ず「主眼」と「骨子」を立てましょう。

「主眼」とは要はテーマのことで、その文章で何を言うのか、何を言うための文章なのかとう目的のこと。

「骨子」とは主眼を達成させるための骨組みのこと。

文章を書き始める前に「主眼」と「骨子」さえきちんとできていれば、文章のテーマからそれることはなく、安心して書き進められますよね。

ブログで言えば、「主眼」はタイトル、「骨子」は見出しや目次のことになると思います。

ひーたぱぱ

「主眼」と「骨子」をおさえると文章がぶれないよ!

③ 基本の構成は冒頭にまず「結論」

文章の基本構成は冒頭にまず「結論」を持ってくること。

ブログやネット記事では読まれないかスクロールされて終わるため、まずは冒頭で先に結論を言っちゃいましょう!

最後まで読んでもらうために、ついつい結論を最後に持ってきたくなる気持ちはありますが、そもそも読まれなければ意味がありません。

結論を冒頭にもってくることで、興味を持ってもらえれば、その結論に至った理由などを知りたくなるはずです。そうすれば最後まで読んでもらう可能性が高くなります。

タイトルに結論を書くくらいでちょうどいいと思います。

そもそもブログやネット記事はタップ・クリックしてもらえなければ読まれることはありませんので、結論はタイトルと文章の冒頭の両方に持っていきましょう!

ひーたぱぱ

まず「結論」を先に書こう!

2.読み返して直す

「完読」されることを目指して
文章を磨いていく


① 言葉の重複がないかチェックする

② ひとつの文で欲張らない

③ 文章を書いたら読み返して確認する

① 言葉の重複がないかチェックする

文章を書くときによくやってしまいがちなのがものが↓コレですよね。

「~の、~の、~の、・・・・・。」

「~して、~して、~して、・・・・・。」


「~ので、~ので、~ので、・・・・・。」

これやっちゃいますよねーーー!!

私も何も考えずに文章を書くとたいてい最初はこんな文章になってます(笑)

後から見返すとめちゃくちゃかっこわるい文章なことに気づくんです(笑)

同じ言葉を使わないように、他の言い回しで文章をつないでいきましょう。

また、一つの文章にしようとするから、同じ言い回しが増えてしまうので、文章を2つに分けるというのもとても有効ですよ。

ひーたぱぱ

言葉が重複しているとリズムが悪くなる

② ひとつの文で欲張らない

基本のスタイルは一文一義の原則。

情報を小分けにして一文ずつ記述すると、読者にとっては混乱せずに負荷を減らしてスムーズに文を読むことができます。

一つの文についつい色んなことを書きたくなってしまいますが、そうすると長ったらしくて冗長的な文になり、読者は「結局この文で何を言っているんだろう??」

一つの文であれもこれも書きたくなる気持ちをグッとこられ、一文一義の原則に徹しましょう!

ひーたぱぱ

一文は短くしよう!

③ 文章を書いたら読み返して確認する

文章を書き終えたら必ずもう一度最初から最後まで読んでみましょう。

文章を書き終えたばかりで頭は疲れていると思いますが、必ずと言っていいほどミスはあるものです。

文章を読み返すときのポイント

● 誤字・脱字がないか
● 重複する文言はないか
● 主語と述語がつながっているか
● 漢字が多くなりすぎていないか
● 長い文は2つに分けられないか
● 一文一義になっているか

自分が書いた文章の読み返しだとついついサラッと読み返してしまいたくなります。

しかし、ここは初めてこの文章を読む第三者の気持ちになって一言一句読んで行きましょう。

きっと誤字脱字もあることでしょうし、自分では分かったいるつもりでも人が読むと意味が分からない文もきっとあるはずです。

文章を書き終えたら必ず読み返して修正を入れましょう!

ひーたぱぱ

文章は必ず一言一句読み返して!

3.読んでもらう工夫

文章を伝える工夫は
仕事の基本にも通じる


① 具体的なエピソードを書く

② 数字を入れると具体性が増す

③ タイトルは切り口の提示から

① 具体的なエピソードを書く

文章の独自性は、そこで具体的に起きた事実やエピソードにこそ宿っていますから、見たり聞いたりしたありのままを書けば、なにより強いオリジナリティが獲得できることになるのです。

客観性を呼び込むために役立つのが、セリフや会話の引用です。

セリフや会話の引用は読む人を惹きつけます。

そこには書き手の思想や感想は一切入っていませんが、事実の積み重ねが臨場感を生み、それがそのまま読者の興味を引く、オリジナリティあふれる文章になるのですね!

ひーたぱぱ

具体的なエピソードが独自性を出してくれるよ!

② 数字を入れると具体性が増す

△「彼にとって久しぶりの野外ライブとなった。」

◎「彼にとって20年ぶりの野外ライブとなった。」

「久しぶり」と言っても人によっては数か月ぶり、1年ぶりと思うかもしれません。

しかし、数字で「20年ぶり」と書いてしまえば明確になるわけです。

数字で表現できる箇所は、できるだけ数字を入れた方が、具体性が増して訴求力のある文章になるんですね!

ひーたぱぱ

数字を入れると説得力も増すよね!

③ タイトルは切り口の提示から

「主眼=テーマ」をタイトルに持ってきましょう!

タイトルにテーマが入ることで、その文章が何について書いてある文章か分かるので、読者の興味をそそることになります。

また、タイトルには文字数制限がありますので、限られた文字数でその文章のテーマ、その文章で何を書いているのかを表現するようにしましょう。

実際にはブログなどのネット記事にはタイトルの文字数制限はありませんが、ブログやネット記事のタイトルでも長くて34文字くらいまでが理想とされているようです。
(デバイスによって変わりますが、タイトルが34~40字を超えると画面の都合でタイトルの最後の方が表示されなくなります。)

まずタイトルにテーマを持ってきて、その文章で何が書かれているのかを読者に伝えましょう!

ひーたぱぱ

タイトルには文章のテーマを入れよう!!

まとめ

本書では良い文章は「完読される文章」と定義づけ、いかにして読者に完読してもらえる文章を書いていくかについてポイントを整理して説明してくれています。

この記事では本書のエッセンスを大きく3つお伝えしました。

ひーたぱぱ的
本書のエッセンス


1.書く前に準備する
 (書く前の準備で文章が決まる)

2.読み返して直す
 (「完読」されることを目指して文章を磨いていく)

3.読んでもらう工夫
 (文章を伝える工夫は仕事の基本にも通じる)

当たり前のようなことにも思えますが、文章を書くことに慣れていない人がいざ文章を書こうとすると、けっこうめちゃくちゃな文章が出来上がります。
私がそうであるように(笑)

本書で文章の書き方の基本となるポイントをおさえるだけで、かなり読みやすみ文章になるはずです!

「書く力」は、ブログやネット記事を書く人以外にも、サラリーマンやビジネスをする人にも必須のスキルとなってくるはずです。

本書はこんな人にオススメ

□ 言いたいことはあるのにうまく伝えられない。

□ どこから書き始めればいいのか分からない。

□ 言い回しに悩んでなかなか書き終わらない。

興味がある方はぜひ唐木元さんの著書『新しい文章力の教室 ~苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』を読んでみてください♪

ひーたぱぱ

ビジネスマンにもおすすめの本だよ!

おわり!

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