【来々軒（宇佐町店）】白濁とんこつスープ発祥の店。あっさり激うまの久留米ラーメン（北九州市小倉北区）

こんにちは！ラーメン大好きひーたぱぱです。

今回は北九州市小倉北区宇佐町にある久留米ラーメン「来々軒（宇佐町店）」をご紹介します！

とんこつラーメンといえばきっと誰もがあの白濁したスープを思い浮かべると思いますが、来々軒（宇佐町店）はなんと「白濁とんこつスープの元祖」「白濁とんこつスープ発祥」の店なのです。

昔、久留米で誕生したとんこつラーメンはとんこつを少し炊いただけの透明なスープだったのですが、来々軒の店主の先代が「白濁とんこつスープ」を初めて作ったのです。

白濁とんこつスープの誕生のきっかけは、うっかり火にかけすぎてしまったらスープが白濁していて、味見したら美味しかったとのこと！

白濁とんこつスープ誕生秘話が西日本新聞に取材されていましたので参考までに載せておきます。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/160071

そして来々軒は白濁とんこつスープ発祥というだけでなく、味がめちゃくちゃ美味しいのです！

私は学生のときに初めて食べて感動して、それ以来こらまでに数十回通いました（笑）

本当にうまい！

スープはとにかくあっさりしていて、私が食べた限りではどこよりもあっさりとしてる感じです。

あっさりな中にとんこつスープのコクと深みが感じられて絶品。

店主いわく「毎日食べたくなる味噌汁のようなラーメン」を目指して作っているそうです。

それでは白濁とんこつスープ元祖の「来々軒（宇佐町店）」をご紹介します♪

お店情報

外観

歴史を感じるたたずまい。

白濁とんこつスープ発祥というすごい店なのに、「元祖」とか「発祥」とかはどこにも書かれていなくて謙虚だなと思いました。

店はご夫婦で切り盛りされているのですが、実際にお2人ともとても謙虚な方。

かなりの人気店なのですが、人気店にありがちな店主がちょっと怖いといった感じも皆無。

（客側が緊張感をもって食べるなんてこともありません。落ち着いて食べられます。）

本当にとても優しい感じのご夫婦です。

都市高速「足立インター」のすぐそばで、大通りから１本中に入った場所にあります。

駐車場

店の斜め向かいに駐車場が４台分あります。

人気店なので満車になってることの方が多いです。

それでも10年ほど前までは駐車場が2台しかありませんでしたから、4台に増えてありがたい限りです。

駐車場は少し狭いので、大きなミニバンなどは少しとめにくいかもしれません。

駐車場が満車のときや駐車しにくいときは、店と同じ通りですぐ近くにコインパーキングもありますよ。

店内の雰囲気

全17席（カウンター5席、2人用テーブル2卓、小上がりにテーブル2卓）の店内は、平日の昼時を過ぎてもいつも満席に近い状態です。

店内にはタレントさんたちのサインがたくさんあります。

めざましテレビでも取り上げられたようです。

地方の北九州のお店が全国区のめざましテレビで取り上げられるなんてすごいことですよね！

メニュー

平日午後2時までの限定のサービスランチ。

ラーメンと小ヤキメシのセットで560円って安すぎ！！

サービスランチ関係なしにラーメンの通常の価格が500円というのも安い！

2024年現在でこの値段は破格です。

しかも白濁とんこつスープの元祖でめちゃ旨い。

色んなラーメンメニューがあるので、お好みの具材が入ったラーメンを頼むのも楽しいですね。

チャンポンもあって、香ばしくて超美味しいです♪

卓上調味料

紅生姜、コショウ、ラー油、一味、ニンニク、南蛮辛みそ。

この自家製の南蛮辛みそがめちゃ旨い。

南蛮みそはやや酸味があって辛く、ラーメンに入れると絶妙に旨い！

南蛮辛みそを入れるとラーメンの味がかなり変わってしまうので、まずはラーメンをそのまま味わい、中盤以降で味変に入れるのがオススメです。

ラーメン＆小ヤキメシ（560円）

ドンっと来ました！

ラーメンと小ヤキメシのセット。

これが元祖の白濁スープです。

よくラーメンにトッピングされてる海苔ですが、実はラーメンに海苔をトッピングした元祖もこの来々軒なのだそうです！

メンマを切らしたときに代わりに海苔をトッピングしたのが始まりとのこと。

白濁とんこつスープだけじゃなくて海苔のトッピングも元祖なんて、どんだけすごい店なのよーーーー！！！！

真っ白に濁ったスープには脂はわずかに浮いているだけで、限りなくあっさりなスープです。

私が知る限りでは、これだけあっさりのとんこつスープはほとんど出会ったことがありません。

（戸畑の名店「龍王」が同じくらいあっさりです。）

ものすごくあっさりでサラリとした口当たりのスープですが、見た目は真っ白で、スープを口に含むと芳醇なコク深さがあって旨味が一気に押し寄せてきます。

ものすごくあっさりなのに、ものすごく芳醇でコクがあるスープはかなりレアだと思います。

店主がいわれるようにまさに「味噌汁のように毎日食べたくなる」味です。

麺は自家製の中太麺。

もっちりとして少し柔らかめの麺は、モチモチ食感がよく、スープがよく絡んで美味しい。

ちなみにカタメンでお願いしても、あまり固くなくモチモチとした食感がします。

優しいスープに優しい食感の麺がよく合います。

こちらは小ヤキメシ。

あえて玉子は使っていないようで、その分あっさりとした味わいに仕上がっています。

玉子が入っていないヤキメシはここ来々軒で初めて食べたのですが、意外にも玉子なしでも香ばしくて美味しい！

ヤキメシ特有の脂っぽさを感じさせないサッパリした感じのヤキメシです。

サッパリとしつつも脂がしっかりとお米をコーティングしていて香ばしくて美味しい。

玉ねぎのシャキシャキ食感も少し残っていて、このサッパリとしたヤキメシによく合います。

来々軒は「白濁とんこつスープ」発祥のお店

白濁とんこつスープ誕生秘話が、目立たずこじんまりと店内に貼られています。

久留米で誕生したとんこつラーメンや白濁スープのこと、来々軒の歴史などが詳しく書かれています。

この店の貼紙もデカデカと貼られているわけではなく、本当に小さくひっそりと貼られているのです。

白濁とんこつスープ発祥というとてつもなくスゴイ店なのに、何とも謙虚な感じです。

非の打ちどころがない完璧なあっさりラーメン

私は初めて来々軒のラーメンを食べたときは白濁とんこつスープ発祥の店とは知らなくて食べていて、その後も元祖と知らないまま、ただただ美味しくて通い続けていました。

そのくらい白濁とんこつスープの発祥ということをデカデカと書いたりしてなくてものすごく謙虚なお店です。

人気店にありがちな店主がちょっと怖くて、客が緊張感をもって食べるなんてことも全くなく、本当に物腰が柔らかくて優しい感じのご夫婦が切り盛りされています。

スープは真っ白に濁っていますが、これ以上にないくらいにあっさりです。

スープに脂はほとんど浮いていません。

しかし、スープを口に含むとものすごい芳醇なコクと旨味が押し寄せてくるのです。

モチモチ食感の自家製麺があっさりとしつつも力強い味わいのスープによく絡んで美味しい。

来々軒（宇佐町店）は白濁とんこつスープ発祥というだけでなく、味がものすごく美味しい人気のラーメン屋さんです。

以上、少しでも参考になればうれしいです。

皆さんもぜひ一度、元祖白濁スープの来々軒（宇佐町店）のラーメンを食べてみてください！

それではまたっ