Googleアドセンスの新機能「未使用スロットを最適化」について解説します!
こんにちは!ひーたぱぱ(@hita_papa)です。
2025年7月4日にGoogleからGoogleAdsenseにおける「ページ内広告の空白を埋める」新機能について発表がありました。
この記事では、「ページ内広告の空白を埋める」新機能について分かりやすく丁寧に解説していきます!
はじめに:アドセンス広告、表示されてない部分がある?
Googleアドセンスを使っていると、広告ユニットを設置したのに「なんか空白のままになってるな…」と感じたことはありませんか?
たとえば、
- 広告が読み込まれなかった
- 広告枠があるけど、広告が表示されていない
- レスポンシブ広告を使っているのにスペースが空いてる
こういった“空白”があると、せっかくの広告機会を逃してしまいますよね。
そんな課題を解決するために登場したのが、Googleアドセンスの新機能「未使用スロットを最適化」です。
今回はこの機能の仕組みとメリット、設定方法まで分かりやすく解説していきます。
収益のチャンスを逃さない新機能!
2025年7月4にメールで来た通知
2025年7月4日にGoogleAdsenseからメールでこんな通知が届きました。
ページ内広告の空白を埋める: 近日中に自動有効化
Google は、皆様の AdSense 収益を守る取り組みの一環として、広告が掲載されていない広告枠を最適化する「ページ内広告の空白を埋める」設定を新たにリリースします。
この新しい設定は、今後 30 日以内にすべてのパブリッシャー様に対して有効になります。
「ページ内広告の空白を埋める」とは
ブロックのコントロールの [広告配信] ページで利用できる新しい設定で、ディスプレイ広告が利用できない場合に AdSense で広告スペースを最適化するかどうかを指定できます。次のような方法で、ページ内の空白の広告スペースを埋めることができます。
•広告が掲載されていない広告スペースに、ページとサイトに関連する、コンテキストに沿った候補が表示されます。たとえばケーキ作りに関するページ内の広告スペースに広告が掲載されていない場合、ケーキの材料や調理器具など、ケーキ作りに関連する候補が表示されます。表示された候補をユーザーがクリックすると、その候補に関連するディスプレイ広告がダイアログ内に表示されます。
ヒント: これらの候補から得られた収益をトラッキングする手順は次のとおりです。
a.AdSense の [レポート] ページにアクセスします。
b.カスタム レポートを作成し、「広告のフォーマット」の内訳を追加します。
c.[統計情報を編集] をクリックし、「目標到達プロセス」の統計情報を選択して [適用] をクリックします。
自動有効化
「ページ内広告の空白を埋める」設定は、すべてのパブリッシャー様に対してデフォルトで有効になります。お客様側で必要なご対応はありません。Google はお客様が柔軟に機能を選択できることを重視しています。空白の広告スペースを最適化したくない場合は、そのように設定することもできます。
1.AdSense アカウントにログインします。
2.[ブランド保護] をクリックします。
3.[コンテンツ] をクリックし、[ブロックのコントロール] をクリックします。
4.[広告配信を管理] をクリックします。
5.[ディスプレイ広告] セクションで、[ページ内広告の空白を埋める] をオフにします。
Google は、AdSense のパフォーマンスと利便性の継続的な向上に努めています。上記のような変更を行うにあたり、お客様のご意見、ご感想はとても重要です。Google はこれからも、皆様のユーザー エクスペリエンスの改善を推進してまいります。
よろしくお願いいたします。
Google AdSense チーム
このメールだとよく分からないという方もきっと多いですよね
「未使用スロットを最適化」って何?
ざっくり言うと「ページ内広告の空白スペースに、自動的に広告を埋めてくれる」機能です。
たとえば、ページ内にインフィード広告やディスプレイ広告を設置していて、何らかの理由でそこに広告が表示されなかった場合、その空白の領域に自動的に別の広告が差し込まれます。
つまり、“本来表示されなかったはずの場所”に広告が出る → その分、収益が増える可能性があるというわけです。
広告の空白を作らない!
どうして広告が空白になるの?
広告スロットが空白になる原因はいくつかあります。
- 広告主の入札がなかった(広告が表示されるだけの価値がないと判断された)
- ユーザーの属性や地域にマッチする広告がなかった
- 表示速度や通信環境の問題で広告が読み込まれなかった
これまでは「空白のまま放置」だったのが、この新機能によって、“未使用スロットに補助的な広告を挿入”できるようになったのです。
実際にどう表示されるの?
「自動広告」機能と連携して動作するため、ページ内広告の種類(インフィード、記事内、マッチコンテンツなど)に応じて、自動で最適な広告が挿入されます。
通常の自動広告と同じように、ユーザーの閲覧体験を損なわないような形で挿入されるため、レイアウト崩れや邪魔な広告が無理やり入る…ということは基本的にありません。
自動広告機能と連携してるよ!
設定方法(めちゃ簡単)
1. Googleアドセンスにログイン
https://www.google.com/adsense にアクセスしてログイン
2. 「広告」>「自動広告」を選択
3. 対象サイトを選択し、「編集(鉛筆アイコン)」をクリック
4. 「ページ内広告」セクションを開くと、「未使用スロットを最適化」という項目が登場!
5. スイッチをオンにするだけでOK!
これで空白部分に広告を自動補完してくれるようになります!
設定はめちゃ簡単だよ
この機能のメリット
メリット | 説明 |
---|---|
広告収益の最大化 | 表示されなかった広告スペースを埋めることで、収益チャンスを逃さない |
ユーザー体験を損ねにくい | 自動で最適な広告を挿入してくれるため、違和感のない配置 |
自動で最適化される | 面倒な調整やコードの書き換えが不要 |
ページの見た目を壊さない | レイアウトに配慮した表示アルゴリズム |
設定しない手はない!
注意点
- 広告数が増える=ユーザー体験が悪化するリスクもゼロではない
- Googleのアルゴリズムが優秀でも、実際の表示を自分の目でチェックすることは大切
- アドブロック利用者には効果がない
まとめ:オンにしない理由がないレベル
「未使用スロットを最適化」は、自分で広告枠の調整が難しい初心者ブロガーさんにとっても、“とりあえずオンにしておけばOK”な機能です。
今までは“広告が表示されなかった=収益ゼロ”だったものが、自動で補完されるようになるなんて、かなりのアドバンテージ。
ぜひアドセンス設定画面をチェックして、活用してみてくださいね!
- 未使用スロット=広告が表示されなかったスペース
- 自動で別の広告を差し込むことで収益アップ
- 自動広告設定画面からワンタップでオンにできる
- 設定後は表示を確認するのがベスト!
とりあえず機能をオンにしておこう!
それではまたっ
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