こんにちは!ひーたぱぱです。
今回はアメリカの経営コンサルタントのスティーブ・シーボルトさんの著書『金持ちになる男、貧乏になる男』をご紹介します!
著者:スティーブ・シーボルト
訳者:弓場 隆
初版:2012年5月1日発行
発行所:サンマーク出版
貧乏になる男は「汗水たらして働けばお金は稼げる」と考える。
そして、中年になったとき、
それまでの20年間の労働に見合うお金がほとんど残っていないことに愕然とする。
私の人生はこの秘密を知ることで変わった。
あなたにも同じ経験をしてほしい!
本書では、著者が約25年にわたって多くの金持ちに話を聞いて学んだ100個の教訓が短い文で端的に紹介されています。
見開き1ページで1つの教訓が紹介されていて、どの教訓も全て「金持ち(億万長者)になる男」と「貧乏(中間層の一般大衆)になる男」の比較で書かれています。
本書のおもしろい所は、「金持ち(億万長者)になる男」と「貧乏(中間層の一般大衆)になる男」の比較を、遠慮なくダイレクトに超ストレートな言い方で表現している所なのです!
遠慮がちな表現じゃないからめちゃ分かりやすいし胸に突き刺さってくるのです!
「こうしたら金持ちになれるんだ」「こうしたら貧乏になるんだ」というのがダイレクトに伝わってきます。
✔ 今のサラリーマン生活と収入に満足いっていない人
✔ 金持ちになりたい人
✔ 経済的自由を手に入れたい人
この記事では、私なりに本書のエッセンスをお伝えしていきたいと思います!
お金に対する意識を変えて、正しい方向に継続して努力すれば金持ちになれる!

1.お金の本質を理解しているか?
●貧乏になる男は「小銭を貯める」ことを考え、
●金持ちになる男は「大金を稼ぐ」ことを考える
確かに現時点で一般的なサラリーマンで貧乏な私(実は早いうちに金持ちになりたいと考えてる!)はせっせと毎月数万円を貯金して、通帳を見ては少しずつ増える数字に喜んでました。
でも、金持ちは違うんですね!
金持ちは貯金の重要性も理解した上で、毎月の数万円を貯めることに意識を集中させるのではなく、そもそも大金を稼ぐことを考えてるんですね!
毎月数万円貯めるよりも、どかっと稼いだ方が早いというのは言われてみれば当然なのに、貧乏になる人はそれに気付ないんですね。
貧乏になる人は、将来への不安とお金を失う恐れから、お金を貯める方法に意識を向けます。
一方、金持ちになる人は、貯金は大切だと考えつつ、世の中の問題を解決し、人々の役に立つことによって大金を稼ぐことを考えてるんですね。
小銭を貯金することより、大金を稼ぐことに意識を集中させよう!
2.お金に対して偏見をもっていないか?
●貧乏になる男はお金を「悪いもの」と考え、
●金持ちになる男はお金を「良いもの」と考える
貧乏人は、金持ちを強欲で自己中心的だと考えて、お金を稼ぐことは浅ましいと感じ、そんな苦労をするより音楽や映画、スポーツを楽しんだ方がいいと思い込んでるんですね。(音楽・映画・スポーツは楽しいですが!)
一方、金持ちは、お金には自分と家族に自由と機会をもたらす力があると考えていて、お金があればしたい時にしたいことができる拘束されない自由な生き方ができると考えてるんですね。
お金は自分と家族に自由をもたらしてくれる!!
3.自分には稼げないと思い込んでいないか?
●貧乏になる男は「嫌いなこと」をしてお金を稼ぎ、
●金持ちになる男は「大好きなこと」をして財産を築く
貧乏になる人は辛抱できる仕事を見つけ、定年退職の日を夢見ながら何年もその仕事にしがみつき、ほとんどの人は好きでもない仕事にいやいや従事してるんですね。
その理由は、生活費が必要であり、汗水たらして働けばお金を稼ぐことができると学校で教えられ、周囲の人からもそのように言われたからなのです。
一方、金持ちになる人はその思い込みから抜け出して、その気になればなんでもできると考えています。
金持ちは、好きなことをして財産を築くことができるという信念を持ちさえすれば、これから何でもすることができると考えてるんですね。
お金持ちは大好きなことをして人に役に立ってお金を稼いでいる!
4.子どもにお金の重要性を教えているか?
●貧乏になる男はお金に対する「マイナスの信念」を子どもに伝え、
●金持ちになる男はお金に対する「プラスの信念」を子どもに伝える
貧乏になる人は、お金について自分が教わったのと同じマイナスの信念を自分の子どもに無意識に伝えているのだそうです。
その信念のために貧困が子どもに連鎖し、家族は同じ経済レベルに何十年もとどまってしまうんですね。
さらに残念なことに、子どもに伝えるときに親がその信念を疑問視しないのだそうです。
一方、金持ちの親は金銭感覚が鋭く、お金に関する真実を子どもに教えます。
まず指摘するのが、貧乏人がお金についてどれだけ誤解しているかということです。
次に、金持ちになりたいと思うことは正しいことで、お金に対するプラスの信念を身に付ければ、その願望は実現できると子どもに教えるのだそうです。
子どもにお金に対するプラスの信念を教えよう!

5.自分に投資しているか?
●貧乏になる男は「自己投資はあまり価値がない」と考え、
●金持ちになる男は「自己投資にたえず投資」する
著者は、会計士や技術者などになりたければ大学に行けばいいが、金持ちになりたいなら金持ちから学ぶべきだと言われています。
著者が講演を行うたびに受講者に「金儲けの秘訣は何だと思いますか?」と問いかけると、一番多い答えが「ビジネススクールに行ってMBA(経営学修士)を取得すること」と答えるそうです。しかし、この答えこそが大衆が資産形成について無知な証拠なのだそうです。
著者は、高校中退の起業家のセミナーで成功の秘訣を伝授してもらい、一年間で収入を倍増させたのだそうです!
さらに著者は、大学教授が同様のセミナーを開催できるだろうかとも付け加えています。
自己啓発に興味を示すのは総人口のおよそ5%ほどで、この5%の人たちが社会でもっとも成功している人なのですね。
自己投資が稼ぐことへの一番の近道!
まとめ
本書のエッセンス
1.小銭を貯金することより「大金を稼ぐこと」に意識を集中させよう!
2.お金は自分と家族に「自由」をもたらす良いものだと考えよう!
3.自分には稼げないという思い込みを捨て、「大好きなこと」をして稼ごう!
4.子どもにお金の「プラスの信念」を教えよう!
5.「自己投資」をしよう!
✔ 今のサラリーマン生活と収入に満足いっていない人
✔ 金持ちになりたい人
✔ 経済的自由を手に入れたい人
「今のサラリーマン生活と収入に満足いっていない人」「金持ちになりたい人」「経済的自由を手に入れたい人」はぜひスティーブ・シーボルトさんの著書『金持ちになる男、貧乏になる男』を読まれてみてください♪
お金に対するマイナスの意識を変えて、「自分は稼げる」とマインドセットしよう!
以上、少しでも参考になればうれしいです!
それではまたっ


