お金の話

経済的自由を目指すなら、アメリカ株のインデックス投資を選ぶべき理由 ~ジェイエル・コリンズ氏著書『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』から学ぶ~

ひーたぱぱ

アメリカ株連動のインデックスファンドに毎月積立投資しよう!

こんにちは!資産形成に向けて日々奮闘中のサラリーマン・ひーたぱぱ(X @hita_papa)です。

投資を始めた方やこれから投資を考えている方で、少しでもお金と投資に関する情報収集をしたことがある方なら何度もこんな言葉を見聞きしたことがあると思います。

  • アメリカに投資せよ
  • インデックス投資がいい
  • ドルコスト平均法で毎月コツコツ積み立てよ
  • S&P500がいい
  • VTIがいい

今回は、私がたくさん読んだお金・投資に関する書籍の中でも印象に残っている、ジェイエル・コリンズさんの著書『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』の内容をもとに、コリンズさんが言われる「アメリカ株のインデックス投資」に集中すべき理由について、できるだけシンプルに記事にしてみました。

「これから投資を考えてる人」「なんとなく投資を始めてる人」に少しでも参考になればうれしいです!

“お金は人生を自由にするツール” という考え方

本書の核にあるのは、「お金そのものに価値があるのではなく、それがもたらす“選択の自由”こそが本当の価値である」という考えです。

コリンズさんはこの本を、投資に無関心だったコリンズさんの娘さんのために書きました。

彼女に複雑な金融商品や小難しいチャートを読み解かせるのではなく、「本当に重要なことだけ」をシンプルに伝える構成になっており、投資初心者にも非常にわかりやすいです。

そして彼が何よりも強調しているのが、「インデックス投資をコツコツ続けることこそが、最も効率よく経済的自由を手にする道」だということ。

ではなぜ、それが「アメリカ株」の「インデックス投資」でなければならないのでしょうか?

ひーたぱぱ

お金は人生において「選択の自由」をもたらしてくれる!

なぜ「アメリカ株」なのか?

コリンズさんは、本書でこう語っています。

「アメリカの株式市場は過去100年以上にわたり、どんな危機があっても成長してきた。だから、未来の繁栄にも信頼を置いていい。」

実際のアメリカ株式市場(S&P500)の長期でのチャートはこんな感じです。

下落したり停滞する時期はあっても10年・20年・30年といった長期で見れば右肩上がりを続けています。

会社四季報オンラインより引用

もちろん、投資に「絶対」はありません。

アメリカだって未来永劫トップであり続けるとは限らない。

でも、これまでの歴史的実績を見ると、アメリカ経済の底力とイノベーションの力は、他国と比べてずば抜けています。

  • 世界的企業(Apple、Microsoft、Amazon、Googleなど)の多くはアメリカ発
  • 人口も移民によって増加傾向
  • 株主への還元(配当や自社株買い)意識が強い

つまり、アメリカ株に投資することは、世界で最も効率的に資本主義が機能している経済圏の成長に賭けることなんですね。

ひーたぱぱ

今後もアメリカがトップであり続ける保証はないけど、これまでの実績と現在の状況を見るとこれからもアメリカに期待できる!

なぜ「インデックス投資」なのか?

コリンズさんが推奨する投資法はとにかく明快です。

「VTSAX(全米株式インデックスファンド)に投資して、あとは放っておきなさい。」

これを日本人に置き換えるなら、「S&P500に連動する投資信託やETFに投資して、ひたすら積立を続けよ」ということになります。

コリンズさんがインデックス投資を推す理由はこんな感じ。

ひーたぱぱ

S&P500の投資信託に積み立てよう!

市場平均を上回るのはプロでも難しい

過去のデータでは、アクティブファンドの8割以上が長期的にはインデックスに負けています。

つまり、「選び抜かれた銘柄」より、「市場全体」に賭けた方がリターンが安定して高いということなんですね。

コストが圧倒的に安い

アクティブファンドは人件費がかかるため手数料が高いです。

一方、インデックスファンドは運用が自動化されており、信託報酬が0.1%前後という低さ。

長期になるほど、この差は複利で大きな違いを生んできます。

人間の感情に左右されない

個別株だと、どうしても日々の値動きに一喜一憂してしまいます。

しかしインデックス投資で市場全体に広く投資していれば、「短期の下落=バーゲンセール」と見なせる冷静さを保てるようになります。

ひーたぱぱ

市場をまるごと買ってほったらかしにしよう!

お金に縛られない生き方をするために

コリンズさんが目指すのは、「お金で贅沢をする」ことではありません。

「経済的自由とは、“働くか、働かないか”を自分で決められる状態のこと」

つまり、「お金があるからこそ、やりたいことを選べる」「嫌なことを拒否できる」この状態こそが、最も人間らしい生き方だと説明されています。

実際、コリンズさん自身も若くして資産形成を終え、現在はセミリタイア生活中。

娘さんに「好きな人生を歩んでほしい」と願ってこの本を書いたわけなんですね。

ひーたぱぱ

お金は私たちに「選択の自由」をもたらし、不幸から遠ざけてくれる!

じゃあ、私たち日本人はどうすればいい?

コリンズさんの言われる内容を私たち日本人に当てはめると結論はこんな感じ。

  • 楽天証券・SBI証券などのネット証券で証券口座を開設
  • S&P500連動型の投資信託(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など)を毎月積立設定
  • iDeCoやNISAなどの税制優遇制度を活用
  • あとは、淡々と積立を続けるだけ

インデックス投資は「暇人に向かない投資」とも言われるほど、やることがありません。

毎月積み立てて、放置。それだけ。

でもそれこそが、最も確実で、シンプルで、賢いやり方なんですね。

ひーたぱぱ

まずはネット証券でNISA口座を開設してS&P500に積み立てよう!

経済的自由は、誰にでも手が届くもの

本書のコリンズさんの言葉で私が一番印象に残ったのがこちら。

「君が自由になれるかどうかは、君の“今の行動”にかかっている。」

人生を会社に握られるのではなく、自分でコントロールしたい。
そのためには、まずは「お金の心配から自由になる」こと。

そして、コリンズさんの言われるその最短ルートが、アメリカ株のインデックス投資なのですね。

ひーたぱぱ

今行動することで、誰でも経済的自由に近づける!

まとめ

  • アメリカ株は、世界で最も成長力と信頼性のある市場
  • インデックス投資は、最小リスクで最大の成果を得られるシンプルな方法
  • 経済的自由とは、好きなことを選べる力
  • 投資は難しいことではない。「やる」と決めるだけでいい

それでは、今日もコツコツ投資を楽しみながら、自分らしい未来を目指していきましょう!

ひーたぱぱ

お金は必ず私たちを守ってくれる!

それではまたっ

※この記事の内容は必ずお金が増えることを保証するものではありません。「こういうふうに考えている人もいるんだな」という程度の参考にされてください。投資をする場合はご自身でよく考えて判断され、自己責任でお願いします。

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