こんにちは!ひーたぱぱです!
男児3人(6歳・3歳・1歳)の父です。
サラリーマンを十数年しています。
中堅社員になってくると新人指導をまかされることもあるかと思います。
でも、新人指導って意外と難しいですよね。
「どんなスタンスで教えたらいいんだろう?」「どこまで教えたらいいんだろう?」「厳しくした方がいいのかなぁ?」などなど、指導する側もいまいち指導方法が分からないという場合も多いですよね。
ただ、昨今の新入社員の離職率は上昇しているようで、主な理由には「自分がやりたい仕事ではなかった」「自分の思うように仕事ができない」「上司・先輩が嫌い」など様々なものがあるようです。
私が考える令和の新人指導の基本スタンスは「楽しい職場だと思ってもらう」「優しく丁寧に教える」「ほめて伸ばす」です。
だって、せっかく一生懸命に新人指導してもやめられたら指導してきた意味がないし、何より新入社員に「楽しい職場」だと思ってもらい、ともに楽しく仕事をしたいですよね!
この記事では実際に私がやってきた新人指導の方法をご紹介します!
この記事での新人は大学を卒業したばかりの新入社員を想定しています(中堅・ベテランの中途採用の新人ではないです)。
新人指導には色んなスタンスや方法があると思いますので、今回ご紹介する私の新人指導の方法が少しでも参考になれば幸いです!
①優しく何度でも教える
指導係の方はぜひとも「一度教えたことは二度と教えない」「集中して話を聞いて忘れないように全てメモしろ」「自分で考えろ」みたいなスタンスは避けてください!
一見すると理にかなっているような昔ながらのスタンスですが、これだと新入社員が委縮してしまいます!
それこそ最悪、入社1年目にして辞められてしまうかもしれません。
自分が新入社員だったことを思い出してみてください。
「一度だけ聞いても分からないよ!」「メモはとってるけどメモを見ても意味が分からないよ!」「ていうか話すスピード早すぎて分からないしメモが追い付かないよ!」「何が分からないか分からないんだよ!」などなど色々な思いがあったことだと思います。
今は令和の時代です。
社会の在り方や新入社員の気持ちもひと昔前からは変化してきています。
指導係の方はぜひとも「一度教えたことでも二度三度教える」「優しく丁寧に教える」ということを心がけてみてください!
新入社員に「あの先輩は優しいし、教え方も丁寧で分かりやすいな」と思ってもらえるようにしましょう。
きっとこの方が新入社員の飲み込みも早くなると思います!
②質問・相談しやすい雰囲気をつくる
新入社員は仕事をしていると分からないことだらけで、先輩にいつも質問したり相談したりしたいと思っています。
でも、指導係の先輩がいつも忙しそうにしていたり、イラ立っていたりすると、質問・相談なんかできるわけないですよね!
「今声をかけるのは怖いなぁ」「こんな些細なことで質問していいのかなぁ」なんてなって質問・相談ができません!
指導係の方はぜひとも日頃から、「イライラしない」「笑顔で仕事をする」「怒りや文句を口にしない」というのを心がけてみてください!
また、指導する側から新入社員に雑談をしたり、「分からないことはない?」「つまづいていることはない?」と積極的に声掛けしましょう!
そうすると新入社員は声を掛けられたタイミングで気軽に質問・相談ができるはずです!
新入社員にとっては、分からないことを質問・相談できずにいるよりは、さっさと質問・相談してどんどん仕事を進めていった方がきっと早く成長できるはずです!
③基本はほめる。ミスしても叱らない。
指導の基本スタンスは「ほめる」ことです。
どんな些細なことでもほめて、新入社員の自己肯定感を高めましょう!
新人と言えど、きっと学生時代には優秀な成績の人だったり、部活やサークルで活躍していたり、そもそも頑張って就活をして倍率の高い入社試験を通ってきた人たちです。
新入社員それぞれに自尊心やプライドもあるはずです。
どんどんほめて伸ばしていきましょう!
そもそも誰しも人からほめられるとうれしいですよね!
ほめられるとうれしいし、そうすると仕事が楽しくなるし、指導する側もほめているうちに自分も何だかハッピーな気持ちになってくるはずです。
そして新入社員が仕事でミスをしても絶対に怒らないようにしましょう!
ミスをしたときは怒る・しかるのではなく、まずは「大丈夫」「何の問題もない」「大勢に全く影響ない」「これぐらいのことは誤差の範囲」と声を掛けて新入社員を安心させましょう!
ちょっとしたミスで叱られていては新入社員は委縮してしまい、今後は思い切りよく仕事を進めていくことができなくなります。
そして叱られると何より自尊心・プライドが傷つき、一気に職場は楽しくない場所に変わってしまいます。
新入社員がミスをしてしまった場合は、優しく丁寧に原因と対処方法を教えましょう。
そして「次は二度と同じ間違いをしないように」というのもNGです。
「次は二度と同じ間違いをしないように」と言われてもミスするときはミスします。
そうではなく一緒に「同じ間違いをしない仕組みづくり」を考えしましょう!
気合と根性だけではミスするときはミスしますが、間違えないような仕組みさえ作ってしまえばミスすることはなくなります。
これからの指導のスタンスは「基本ほめる」「ミスしてもしからない」でいきましょう!
④自分が出席する会議や打ち合わせに同席させる
指導係の方は自分が出席する会議や打ち合わせには、ぜひどんどん新入社員にも同席してもらいましょう!
色々な会議や打ち合わせに同席することで、新入社員は自分の担当以外の業務のことにも触れられるし、多くの会議や打ち合わせの流れを見ることでどんな風に仕事が進んでいくのかを見ることができます!
また、先輩が出席するような会議・打ち合わせなので、新入社員からしたら自分よりも「上の方の世界」を見ることができるので、いい刺激になるはずです。
会議や打ち合わせの場では新入社員に対して「〇〇さんはどう思いますか?」などど新入社員の負担にならない程度の質問を投げかけてみるのも効果的だと思います。
また、発言させなくてもただ同席させるだけでも十分に効果はあると思います。
指導係の方はぜひとも自分の出席する会議や打ち合わせに新入社員にも同席してもらいましょう!
⑤少し難しい仕事をまかせてみる
新入社員には簡単な仕事ばかりではなく、新入社員にとって「少しだけ難易度の高い」仕事をまかせてみましょう!
新入社員からすると「自分に仕事をまかせてもらえた!」「少し高いレベルの仕事を担当することができた!」ときっと自己肯定感も高まるはずです。
新入社員に対して難易度の高すぎる仕事をさせるのはNGです。
難易度が高すぎるとどうしていいか分からなくなるし、逆にやる気が減退します。
少しだけ難しいことなら簡単に乗り越えられるし、やる気も出ることでしょう。
少しだけ難しいことをクリアして、ちょっとずつレベルを上げることで、ムリなく成長していくことができるはずです。
そして指導係の方は仕事をまかせたらほったらかしにするのではなく、進捗状況を管理し、分からないことやつまづいていることがないか声掛けをし、きちんとフォローしていきましょう。
おわりに
ひと昔前までは、「仕事は身体で覚えろ」「先輩の仕事ぶりを見て仕事を覚えろ」「一度教えられたことは絶対にできるようにしろ」「同じ質問は二度するな」「同じミスは二度としてはいけない」「気合が足りない」「メンタルが弱い」みたいな感じで、きびしい職場も多かったかと思います。
しかし、今は令和の時代です。
新入社員が育ってきた環境はひと昔前までとは違います。
というかむしろ私たちなんかよりも新入社員の方が時代の最先端を生きているわけで、新しい考え方を持っているはずです。
昔ながらの自分たちのときと同じ方法で新人指導をするのではなく、こちら側が時代の最先端である新人に寄り添って、時代にあった優しく丁寧な指導を心がけましょう。
こちらから寄り添うことで指導する側もきっと新たな発見があると思います!
優しく丁寧な新人指導をすることで、新入社員も中堅社員もともに働きやすい楽しい職場にしていきましょう!
おわり!