アメリカの成長を信じられるか!あえて成長する国を選ばない全世界株にするか!
こんにちは!投資大好きなひーたぱぱです。
わが家では子ども3人が産まれたことをきっかけに、お金に対する危機感から真剣にお金と向き合い投資をはじめました。
将来的に子どもにかかる学費・生活費・塾や習い事のお金・家族で思い出を作る旅行にかかるお金・私たち夫婦の老後資金、、、、お金の心配はつきることはありませんよね。
ネットやYouTubeで投資について調べていると、よく目にするのが
「S&P500に投資するべきか、それともオルカン(全世界株式)に投資するべきか?」
という論争。
SNSでも「S&P500最強!」「いや、オルカンこそが真の分散投資だ!」なんて意見が飛び交っていて、
「え、どっちが正解なの……?」
って混乱してしまう人も多いと思います。
でも、安心してください。
この論争、実はめちゃくちゃシンプルな考え方でスッキリ解決できます。
この記事では、投資初心者の方でも分かるように、S&P500とオルカンの違いや、それぞれに投資する人たちの考え方、そして「じゃあ自分はどっちを選べばいいのか?」を分かりやすく解説していきます!
S&P500とオルカンがそれぞれどんな人に向いてるか説明していきます
そもそもS&P500とオルカンって何?
まずは基本の確認から。
◆S&P500とは?

S&P500とは、アメリカの代表的な500社にまとめて投資できる株価指数です。
Google、Apple、Amazon、Microsoft、Meta(旧Facebook)など、世界的な企業が含まれています。
要は、アメリカの大企業にまとめて投資できるって感じです。
S&P500に連動する投資信託やETFに投資すれば、アメリカ経済の成長の恩恵をそのまま受けることができます。
世界の覇権を握るアメリカに集中投資!
◆オルカン(全世界株式)とは?

「オルカン」というのは、正式には「オール・カントリー・ワールド・インデックス(All Country World Index)」の略で、
全世界の株式に分散して投資できるインデックスファンドです。
つまり、アメリカだけでなく、日本、ヨーロッパ、中国、インド、新興国なども含まれていて、
「世界経済全体」に広く投資するイメージですね。
有名なのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などです。
世界全体の成長に投資する!
投資スタンスで分かれる「S&P500派」と「オルカン派」
じゃあ、どうしてこの2つがしょっちゅう比較されるのか?
それは、どんな未来を信じるか? という投資スタンスの違いがあるからです。
◆S&P500派の考え方:
「これからもアメリカが成長し続けると信じてる!」
S&P500に投資している人たちは、
「結局、アメリカが世界経済の中心。イノベーションも強いし、ドルは基軸通貨だし、今後もアメリカが最も信頼できる」と考えています。
実際、過去30年〜50年のデータを見ると、アメリカ経済はずっと右肩上がり。
GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)みたいな企業が次々に登場して、世界を席巻しています。
「アメリカが成長をやめるなんて考えられない!だったらS&P500でいいじゃん」というのがこの派閥です。
アメリカは今後も成長し続けると考える人はS&P500
◆オルカン派の考え方:
「世界は移り変わる。未来は誰にも読めない!」
一方、オルカン派の人たちはこう考えます。
「歴史を見れば、かつてはイギリスが世界の覇権国だったし、日本が経済大国だった時代もある。今はアメリカが強いけど、未来永劫そうとは限らない。いずれ中国やインドが台頭するかもしれない。だったら世界中にまんべんなく投資しておこう」と。
要は、「どこの国が繁栄するか読まない世界分散投資こそが確実な投資!」というスタンスですね。
今後の世界は予測できないと考える人はオルカン
結局、どっちが正しいの?

ここが一番気になるポイントだと思いますが……
結論:どっちも正しいし、どっちも間違ってない。
なぜなら、投資って結局、
「自分がどんな未来を信じるか」がすべてだからです。
投資は未来の成長にお金を託す行為。
だから、どの未来を信じるかによって、選ぶ投資先が変わるのは当然なんです。
自分がどんな未来を信じるかが大事!
じゃあ初心者はどっちを選べばいいの?
実のところ、シンプルに以下のように考えるとスッキリします。
アメリカの今後に希望を感じる人 → S&P500
- アメリカのテクノロジー企業がこれからも世界を引っ張っていくと思う
- 中国はなんだか不安定だし、やっぱり自由経済のアメリカが安心
- 成長率が高いアメリカだけに集中投資したい
こんな人は、S&P500が向いています。
今後もアメリカの成長を信じられる人は S&P500!
世界の変化に備えたい人 → オルカン
- どの国が今後伸びるか分からないから、まんべんなく投資したい
- リスク分散を重視したい
- 自分でどの国が伸びるか予測したくない、面倒なのは嫌だ
こんな人は、オルカンがおすすめ。
今後どの国が経済成長するか分からないという人はオルカン!
ちなみに、オルカンにもS&P500は含まれてる!
ここで1つ覚えておくと安心なのが、
オルカン=全世界株式の中には、アメリカ企業もたっぷり含まれているということ。
むしろ、オルカンの中身を見てみると、実は半分以上がアメリカ企業です(2025年時点で約60%前後)。
つまり、オルカンに投資しても、アメリカ経済の恩恵はちゃんと受けられるということです。
その上で、日本やヨーロッパ、中国など他の国にもバランスよく投資される形です。
なので、
「うーん、迷うなあ……」
という人は、とりあえずオルカンを選んでおけば大きな間違いはないとも言えます。
オルカンは世界の株式の時価総額加重平均だから、アメリカは6割くらい含まれてる
リスクとリターンの違いもチェック
簡単に、過去のリターンで比較してみましょう(年率リターン、過去10年の平均、ざっくりした数字です)。
ファンド | 年率リターン(過去10年) | リスク(値動きの激しさ) |
---|---|---|
S&P500 | 約10~12% | やや高め |
オルカン | 約8~10% | やや低め |
※どちらも元本保証ではありません!
S&P500のほうがリターンは大きい傾向がありますが、その分値動きが激しくなることも。
オルカンはリターンが少し控えめですが、分散されている分リスクは抑えられます。
オルカンはアメリカ以外にも分散投資している分リターンは低め
実際の運用例:こんな選び方もアリ!
- どっちかに決めきれない人:半分ずつ投資して様子を見る
- 今はアメリカが強いと思ってるけど不安もある:S&P500 70%、オルカン 30%
- なるべく分散したいけどアメリカ比率は高くてOK:オルカン一本でOK(アメリカも入ってる)
投資は「正解」じゃなく「自分に合った選択」が大事です。
どちらかに決められない人は S&P500とオルカンは混ぜてもいい!
まとめ:未来を信じる方向が、投資先を決める!

S&P500とオルカン、どっちが良い悪いではなく、
どんな未来を信じるか
が最大のポイント。
- アメリカの未来を信じる → S&P500
- 世界全体の変化に備える → オルカン
どちらも素晴らしい投資対象です。
だからこそ、あなた自身の価値観や考え方に合ったものを選んでくださいね。
最初は少額から始めてみて、徐々に自分のスタイルを見つけていけばOKです!
自分が信じられる未来に投資しよう!
それでは、良い投資ライフを!
※この記事では特定の投資商品を推奨するものでも、必ずお金が増えることを保証するものではありません。「こういうふうに考えている人もいるんだな」という程度の参考にされてください。投資をする場合はご自身でよく考えて判断され、自己責任でお願いします。
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