2025年8月20日からの「検索向けAdsense(AFS)」の新要件について分かりやすくポイントを解説します!
こんにちは!ひーたぱぱ(X @hita_papa)です。
Googleアドセンスの中でも、訪問者が検索ボックスを使ったときに表示される広告、「検索向けAdSense(AFS)」。
このAFSに、2025年8月20日以降、新しい利用要件が導入されることが発表されました。
今回は、新要件の概要や何が変わるのか、ブログ運営者がやるべき対応を分かりやすく解説します。
2025年7月2日にメールで来た通知
2025年7月2日にGoogleAdsenseからメールでこんな通知が届きました。
タイトル【検索向け AdSense(AFS)を継続して利用するための新しい要件】
パートナー様
検索向け AdSense を継続して利用するには、パフォーマンスの新しい基準を満たす必要があります。2025 年 8 月 20 日以降、パートナー アカウントは、その日までの 6 か月のうち少なくとも 2 か月で検索広告のインプレッション数が 20 回を超えている必要があります(新しい基準)。新しい基準を満たさないと、検索向け AdSense を利用できなくなります。
新しい基準を満たせるよう、アカウントを確認してください。
今回の変更の理由
新しい基準を設定することで、非アクティブな検索向け AdSense アカウントを削除しやすくなります。
ご不明な点がございましたら、アカウント マネージャーまでお問い合わせいただくか、ヘルプセンターをご覧ください。
よろしくお願い申し上げます。
Google AdSense チーム
このメールに書かれている内容について、以下、分かりやすく説明していきたいと思います。
メールの内容じゃいまいちピンと来ないので詳しく解説します
そもそも「検索向け AdSense(AFS)」とは?
「検索向けAdSense(AFS)」とは、あなたのサイトにGoogle検索ボックスを設置して、ユーザーがキーワード検索した際に表示される広告(検索結果ページの上部や下部)で収益を得る仕組みです。
例えば、こんなイメージです↓↓
[🔎 サイト内検索ボックス]
→ ユーザーが「ノートパソコン」などと検索
→ 検索結果ページに「広告」が表示
→ クリックされると報酬発生
【2025年8月20日以降】AFSを使い続けるには新ルールに対応が必須!
Googleは、AFSの品質向上を目的として2025年8月20日以降に始まる新しい利用要件を導入すると発表がありました。
新しい要件の概要
項目 | 内容 |
---|---|
適格な検索体験の提供 | サイトに設置された検索ボックスが明確に機能していること |
独自コンテンツの検索結果 | 検索結果に自分のサイト内コンテンツが適切に表示されていること |
検索だけのページNG | 単に検索広告だけを表示するようなコンテンツのないページは禁止 |
正しい実装方法 | Googleのガイドラインに沿った技術的な実装が必要 |
ユーザーの利便性重視 | 広告の押し売りではなく、ユーザーの検索体験を高める設計が必要 |
まずは2025年8月20日からの新要件をチェックしておこう!
わかりやすく言うと、こんな運営者は要注意!
以下のようなケースでは、AFSの利用が停止される可能性があります。
NG例 | 理由 |
---|---|
AFSだけ貼った検索ページを量産 | コンテンツがないページは禁止される |
サイト内検索が全く機能していない | 利用者の検索体験を損なうため |
広告の表示目的だけの導線 | 利用者にとって価値がない |
自分が該当していないか確認しよう!
合格ラインは「検索結果に独自コンテンツが含まれるか」
Googleが特に重視しているのが「検索結果にあなたのサイトのコンテンツがちゃんと表示されているか」です。
もし、検索しても他のサイト(例:Amazon、楽天、ニュースサイトなど)ばかりが表示され、あなたのブログ記事が出てこないようなら、非承認または停止のリスクがあります。
広告リンクやニュースサイトのリンクばかりだとダメってこと
AFS利用のOK例とNG例
OK例 | NG例 |
---|---|
サイト内検索があり、検索結果に自サイト記事が並ぶ | 検索ボックスだけ設置し、結果は広告だけ |
検索体験がスムーズで、広告も自然に表示 | 無関係な広告だけが出てユーザーが混乱 |
広告よりも「コンテンツが中心」 | 広告だけがページに存在している |
自分のサイトが該当しないか確認しよう!
既存ユーザーが今やるべき対応
AFSを継続して使いたい方は、以下の3つの対応を早めに行っておくことをおすすめします。
① サイト内検索が機能しているか確認
- 自分のサイトで何かを検索して、ちゃんと記事が出てくるか?
- 「検索結果ページ」の表示がわかりやすくなっているか?
② AFSの設置場所を見直す
- 広告だけを表示しているようなページがないか確認
- AFSをトップページやメニューなど自然な場所に設置
③ Googleの最新ガイドラインを確認する
- AdSense管理画面にある「ポリシーセンター」や「検索広告の設定ページ」をチェック
- メールで届いている注意喚起も必ず確認
自分のサイトを今一度チェックしてみよう!
まとめ:ルールは厳しくなるが、ちゃんと運営していれば問題なし!
今回の要件変更は、一部の「検索広告だけを目的にした質の低いページ」を排除するための施策です。普通にブログ運営していて、サイト内検索を活用しているサイトであれば、それほど影響はありません。
逆に、AFSを広告収益目的だけで使っていたサイトは、今後は利用停止のリスクが高まるといえます。
最後に一言
Googleアドセンスのルールは定期的に見直されています。今回のAFSの要件変更も、検索体験を高めるという正当な理由があるものです。
「読者ファースト」のサイト設計さえ心がけていれば、これからも安心してAFSを活用していけますよ!
これからも「読者ファースト」でブログ運営をしよう!
それではまたっ
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