こんにちは!温泉大好きなひーたぱぱです!
男児3人のサラリーマンパパで北九州市に住んでます☺️
温泉が好きすぎて、大学生のときに別府に何度も通って100ヶ所以上の温泉に入り、「温泉名人」の称号をいただきました♪
大学生のときから変わらず今も温泉が大大大好きですっ😆
今回は大分県別府市の別府温泉にある「紙屋温泉」にやってきました!
「紙屋温泉」は江戸時代から続くかなり歴史の長い共同浴場。
共同浴場は地域の方々によって維持・管理されていて、地域の方々の生活の一部になっている温泉ですが、観光客も300円で入浴させていただくことができますよ。
「紙屋温泉」の名前の由来は、当時、印刷技術が発展して、周辺の紙屋さんが脚光を浴びていたことからのようです。
温泉の上(2階)には公民館があり、共同浴場と公民館が併設された別府に多くみられるスタイル♪



「紙屋温泉」は飲泉が可能。
昔から人々はこの温泉を飲んで楽しみ、健康を維持してきたのかもしれないですね☺️
「紙屋温泉」も別府の他の多くの共同浴場と同じように源泉かけ流しの温泉!
日本各地で循環風呂や塩素消毒された温泉が多々ある中、当然のように源泉かけ流しの共同浴場が無数に点在する別府はやっぱりすごい!!
さすがは湯の街・別府!
それでは江戸時代から続くレトロ感たっぷりの共同浴場「紙屋温泉」に入湯させていただきます!
歴史ある共同浴場「紙屋温泉」に入るよ♨️

「紙屋温泉」の基本情報
<紙屋温泉>
【住所】大分県別府市千代町8−2
【営業時間】13:00-22:00
※11:00-12:00は貸切入湯のみ
【定休日】なし
【入浴料】300円
【駐車場】5台
【泉質】炭酸水素塩泉、塩化物泉


「紙屋温泉」の外観
「紙屋温泉」は永石通り沿いのファミリーマートから少し路地に入った場所にあります。



割と分かりやすく「紙屋温泉」と書かれた看板があるので、看板の案内に従って進んでいくと「紙屋温泉」に到着します。
路地裏にあるので、看板を目印に探してみよう♪


1階が共同浴場、2階が公民館になっている別府の共同浴場によく見られるスタイルです。
共同浴場と公民館が一体になっていることからも、共同浴場は地域に密着して、ずっと地域の方々の生活の一部なのでしょうね😆
公民館と共同浴場が一体化してるつくりだよ♪


温泉の入口横には飲泉場と足湯があります。
昔から飲泉が楽しまれてきたようで、大正9年の飲泉の様子が書かれた絵が飾られています。
今回訪れたときは残念ながら「故障中」という貼紙がされていて飲泉用の温泉が出ていませんでした😭
でも浴場にもちゃんと飲泉用の温泉がありましたよ😄


ちなみに反対側の通りからもこのような超細い道を通って「紙屋温泉」に到着することができます。
別府はこんな超細い道が多いような気がします。
細い道を見るとその先に何があるんだろうとめちゃくちゃワクワクする!
別府の細い道にワクワクする♪



「紙屋温泉」に入ります

入口で男湯と女湯に分かれています。

男湯の扉をあけるとすぐに番台があります。

番台には人はいませんでした。
料金箱に300円を投入してから温泉に入ります。
別府で共同浴場巡りをするときは100円玉をたくさん持って行くことをオススメします!
共同浴場はだいたい100~300円くらいなのですが、無人の場所が多くお釣りがもらえません💦
100円玉をたくさん準備しておこう♪


脱衣所はこんな感じ。
2箇所だけ鍵付きロッカーがあります。

脱衣所には地元の子どもたちが描いたと思われる絵が飾られています。
なんともアットホームな温泉です!
老若男女、地域に密着した温泉なんだなって思いました😄
私のような観光客は共同浴場を利用する場合は常に「人の家のお風呂に入らせていただいている」という意識を忘れてはいけませんね。
地元に密着してるアットホームな温泉だよ♪
入湯!

脱衣所の扉を開けるとドンっと湯船があります!
この脱衣所の目の前に小さな湯船が1つだけあるというシンプルな作りが素敵なんです!

かなり析出物が多いようで、湯船やタイルは温泉成分で茶色くなっています。
別府の共同浴場の多くは湯船の底から源泉が注がれていて、対角線上の角からお湯があふれ出る造りになっています。
温泉を底から注いで反対側の上から出すことで、効率よく湯船のお湯を入れ替えてるのかもしれないですね!
↑の写真のちょうど真ん中の下(湯船の角)から源泉が注がれていて、注ぎ口付近は温泉成分で濃い茶色になっています。
温泉成分の析出物で茶色くなってる!


歴史を感じる超絶にレトロな雰囲気の共同浴場です。
私はこの歴史を感じる鄙びた雰囲気の温泉が大好きです♪
古いということは昔から人々に愛され続けて長く続いている素晴らしい温泉だという証拠ですよね😆
私はこのような歴史ある共同浴場にお邪魔させていただくのが大好きなのですが、観光客で共同浴場が初めてという方にはかなりハードルが高いものと思われます。
しかし、勇気をもって共同浴場に1度入ってしまえばけっこう慣れるものですよ!
何より共同浴場は歴史ある温泉で、安くて源源泉掛け流しの良質な温泉に入れるという最高な場所です😄
レトロで鄙びた雰囲気の共同浴場が大好きなんです♪

脱衣所の目の前が湯船で、扉は透明になっているので、自分の荷物に目が届くから防犯面でも安心です。

浴場にはシャワーはなく、蛇口があるのみです。
地元の方は、湯船の温泉を洗面器ですくって頭や身体を洗っていますよ。

加水もしておらず源泉100%かけ流しの最高に気持ちのいい温泉です♨️
今回訪れたのは冬なのですが、別府の温泉は源泉が熱すぎるから夏場は加水してるかもしれないですね。
以前、夏に別府の共同浴場巡りをした際は多くの共同浴場で蛇口からジャンジャン水道水を入れていました。
別府の温泉はパワーがありあすぎて熱いから、さすがに夏場は加水しないと入れないですよね💦
温泉は見た目は少し茶色がかっていて、ほとんど無臭で肌さわりの良い気持ちのいい湯です。
毎日入っても飽きることのないような温泉です。
温泉は少し茶色がかっていて、香りはほとんどないよ

源泉の注ぎ口の反対側からお湯があふれ出るシンプルな作りがいい!


浴場には飲泉用の温泉もあります。
この四角の枠の中から源泉が出ていて、ここから温泉をすくって飲むスタイルです。
さっそく温泉をいただくと、ほんのりと塩味があり、少しエグみを感じました。
香りはほとんどなく、塩味とエグみも控えめなので、かなり飲みやすい温泉です。
胃腸に良いそうなのでゴクゴクといただきました!
せっかくなので温泉を飲んでみよう♪


こちらは上り湯。
四角い枠の中から源泉がたっぷりと出てきています。
上り湯も源泉100%!

温泉分析表



「紙屋温泉」は炭酸水素塩泉と塩化物泉の2種類の源泉が自噴しているそうです。
源泉温度は56℃。
183m掘削しているそうですが、江戸時代から続く温泉なので、昔は地表に温泉が完全に自噴していたのかもしれないですね♪
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以上、この記事が少しでも参考になればうれしいです!
それではまたっ
