岸本斉史先生のすごいエピソード7選!NARUTO作者が天才と呼ばれる理由
岸本先生のすごいエピソードをご紹介します!
こんにちは!ひーたぱぱです。
『NARUTO -ナルト-』といえば、日本を代表する漫画のひとつ。
ナルト、サスケ、カカシ先生、我愛羅、自来也……。
これだけ魅力的なキャラクターと壮大な忍の世界を生み出したのが、漫画家の岸本斉史先生です。
世界的大ヒット作品を作ったとなると、「やっぱり最初から天才だったのかな?」と思いますよね。
ところが実は岸本斉史先生は、なかなか認めてもらえなかった時代があり、連載開始後も想像以上に壮絶な漫画家生活を送っていました。
今回は、そんな岸本斉史先生のすごさが分かるエピソードを7つ紹介します。
岸本斉史先生のすごいエピソード7選
①「認められたい」という自分の気持ちをナルトに込めた

物語序盤のナルトは、周囲からなかなか認めてもらえない少年でした。
「いつか火影になって、みんなに認めてもらいたい!」
実はこの気持ちには、若い頃の岸本斉史先生自身が重なっています。
岸本斉史先生は後年のインタビューで、自分にも「認めてもらいたいけど、誰からも認められない」という思いがあり、それをナルトに託したと語っています。
ナルトの言葉があれだけ真っすぐ胸に入ってくるのは、作者自身の感情が込められているからなのかもしれませんね。
② 第1話から出し惜しみせず全力だった

『NARUTO -ナルト-』第1話の大きな見せ場といえば「多重影分身の術」。
大量のナルトが登場する迫力満点のシーンです。
後年の対談では、アシスタントだった池本幹雄先生が1,200体ほどの影分身を描いたこともあったと明かされています。
新人漫画家なら「このアイデアは後に取っておこう」と考えてしまいそうですが、岸本斉史先生は序盤から全力。
まず目の前の読者を楽しませる。
その勢いが『NARUTO -ナルト-』からは伝わってきます。
③ 波の国編ですでに読者アンケート1位
岸本斉史先生が『NARUTO -ナルト-』の人気に手応えを感じたのは、再不斬が登場する「波の国編」のころでした。
ナルトが手裏剣に変化してサスケと連携する戦いのあたりで、読者アンケート1位を獲得。
担当編集者が喜ぶ姿を見て、岸本斉史先生も「いけるのかな」と感じたそうです。
波の国編って、今読み返しても面白いんですよね。
再不斬と白の物語も含め、かなり早い段階で『NARUTO -ナルト-』らしさが完成していたことが分かります。
④ 徹夜明け6時間後に「次のネームできた?」

週刊漫画家の恐ろしさが分かるエピソードもあります。
岸本斉史先生が徹夜で原稿を完成させ、ようやく眠ったところ……
わずか6時間後に編集部から「次のネームできた?」と連絡が来たそうです。
いやいや、さっき原稿が終わったばかりですよ……。
『NARUTO -ナルト-』は1999年から2014年まで約15年間連載されました。
毎週ストーリーを考え、ネームを作り、原稿を完成させる。
これを約15年間続けたというだけでも、とんでもないですよね。
⑤ ペイン編では物語に入り込みすぎて眠れなかった
『NARUTO -ナルト-』でも特に重いテーマを扱った「ペイン編」。
岸本斉史先生はこのころ、ネームを描きながら物語に入り込みすぎて、眠れなくなったり脂汗が出たりするほど苦しんだことを明かしています。
ペイン編では「憎しみをどうやって終わらせるのか」という難しいテーマが描かれます。
単純な「主人公が悪者を倒す話」ではありません。
岸本斉史先生自身も悩みながら答えを探していたと知ると、あの物語の重みがさらに増して感じられます。
⑥ 連載が忙しすぎて新婚旅行にも行けなかった

岸本斉史先生は『NARUTO -ナルト-』連載中に結婚しています。
ところが週刊連載があまりにも忙しく、結婚から約10年たっても新婚旅行に行けていませんでした。
そして連載終了後、ようやく実現した新婚旅行は富士山への1泊2日だったそうです。
世界的大ヒット漫画家というと華やかな生活を想像しますが、その裏側では生活の大部分を漫画に注ぎ込んでいたんですね。
⑦ 世界中から認められたことでナルトを描くのが難しくなった
岸本斉史先生は、自分自身の「認められたい」という思いをナルトに重ねていました。
ところが『NARUTO -ナルト-』が大ヒットすると、岸本斉史先生自身が世界中から認められるようになります。
すると、自分の「認められたい」という気持ちが満たされ、ナルトを描くのが難しくなった時期があったそうです。
これは面白いですよね。
認められたい作者がナルトを描く。
ナルトが人気になる。
その結果、作者自身が認められ、今度はナルトと同じ気持ちではいられなくなる。
岸本斉史先生自身の人生とナルトの成長がリンクしていたことが分かるエピソードです。
まとめ:岸本斉史先生は「天才」の一言では片付けられない

『NARUTO -ナルト-』ほどの作品を作った岸本斉史先生を見ると、つい「天才だから」と考えてしまいます。
でも実際のエピソードを見ていくと、それだけではなさそうです。
認められたいという思いを作品にぶつけ、徹夜をしながら週刊連載を続け、自分自身も悩みながらナルトたちの物語を描いてきました。
そして、その生活を約15年間続けています。
才能だけではなく、とんでもない努力と漫画への情熱があった。
だからこそ『NARUTO -ナルト-』は、今でも世界中の人から愛される作品になったのかもしれませんね。

