冨樫義博先生のすごいエピソード7選!天才漫画家と呼ばれる理由とは
冨樫義博さんのエピソードを紹介します!
こんにちは!ひーたぱぱです。
『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』で知られる漫画家・冨樫義博先生。
漫画好きなら、一度は名前を聞いたことがある漫画家ではないでしょうか。
特に『HUNTER×HUNTER』は長期休載を何度も挟みながら、それでも新しい展開があるたびに大きな話題になります。
なぜ冨樫義博先生の漫画は、これほどまでに読者を引きつけるのでしょうか。
今回は、冨樫義博先生が「天才」と呼ばれる理由が分かる7つのエピソードを紹介します。
①『幽☆遊☆白書』を大ヒットさせた

冨樫義博先生を人気漫画家へと押し上げた作品が、1990年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった『幽☆遊☆白書』です。
主人公は、事故で命を落とした不良少年・浦飯幽助。
序盤は霊界や人間ドラマを中心とした物語でしたが、次第に妖怪との戦いを描く本格的なバトル漫画へと変化していきます。
冨樫先生は後年のインタビューで、連載開始時から読者アンケートの推移を考え、いずれバトル路線へ移行することを想定していたと語っています。
そして実際に人気作品へと成長。
飛影、蔵馬、戸愚呂弟、仙水など、今なお語られるキャラクターを次々と生み出しました。
② 人気絶頂の『幽☆遊☆白書』を自分の意思で終わらせた

『幽☆遊☆白書』には有名なエピソードがあります。
それが、人気作品だったにもかかわらず、冨樫さん自身が編集部に終了を申し入れたという話です。
当時は週刊連載の過酷なスケジュールによって体への負担が大きくなっていました。
さらに冨樫先生には、「できれば原稿を全部自分で描きたい」という思いもあったそうです。
しかし週刊連載では時間に限界があります。
最終的に冨樫先生は、自分から連載終了を申し入れました。
人気作品をただ長く続けるのではなく、自分が納得できる漫画を描くことを優先したところにも、冨樫先生らしさが感じられます。
③『レベルE』では王道バトル漫画から一転

『幽☆遊☆白書』の次に連載したのが、1995年にスタートした『レベルE』です。
『幽☆遊☆白書』で王道の少年バトル漫画を大ヒットさせたのだから、次も似た作品を描きそうですよね。
ところが『レベルE』はまったく違います。
宇宙人を題材にしたSF作品で、ギャグ、ホラー、サスペンスなどが入り交じった独特な漫画です。
さらに「こういう話なんだな」と思ったところで、読者の予想をひっくり返す展開が待っています。
『幽☆遊☆白書』とはまったく違う作品でも読者を楽しませる。
漫画家としての引き出しの多さがよく分かります。
④『HUNTER×HUNTER』の「念能力」がとにかく緻密

1998年に連載が始まった『HUNTER×HUNTER』。
その大きな魅力のひとつが「念能力」です。
強化系、変化系、具現化系、放出系、操作系、特質系があり、キャラクターによって能力が違います。
面白いのは、単純に強い能力を持っている人が勝つとは限らないところ。
能力の相性だけでなく、使用条件、制約、誓約、情報量などによって戦況が変化します。
そのため登場人物たちは、
「相手はどんな能力を持っている?」
「この行動にはどんな意味がある?」
と考えながら戦います。
読者も一緒になって考えるため、バトル漫画なのに頭脳ゲームを見ているような面白さがあります。
⑤ 主人公がいなくても物語が成立する
『HUNTER×HUNTER』には少年漫画として面白い特徴があります。
それは、主人公のゴンが中心にいなくても物語が成立すること。
ヨークシン編ではクラピカと幻影旅団が物語の中心となり、その後もキルアやジン、ヒソカ、クロロなど、さまざまな人物がそれぞれの目的で動きます。
主人公だけを中心に世界が回っているわけではありません。
登場人物一人ひとりが自分の目的を持って行動している。
だからこそ、『HUNTER×HUNTER』の世界は広く感じられるのでしょう。
⑥ 敵キャラクターにも強烈な魅力がある

冨樫作品を語るうえで外せないのが、敵キャラクターの魅力です。
『幽☆遊☆白書』なら戸愚呂弟や仙水。
『HUNTER×HUNTER』ならヒソカ、クロロ、幻影旅団、メルエムなど。
単純な「悪役」ではなく、それぞれに考え方や価値観があります。
特にキメラ=アント編のメルエムは象徴的です。
最初は人間を圧倒する恐ろしい存在でしたが、盲目の少女・コムギとの出会いによって少しずつ変化していきます。
一方で、人間側も完全な「正義」として描かれているわけではありません。
単純な善と悪だけでキャラクターを分けない。
だからこそ敵側にも人気キャラクターが多く、物語に深みが生まれているのでしょう。
⑦ 長期休載があっても新作が待たれ続けている
そして冨樫義博先生を語るうえで避けて通れないのが、『HUNTER×HUNTER』の休載です。
作品は長期休載を何度も挟みながら連載されています。
冨樫先生自身も腰の状態について明かしており、漫画制作そのものが体に大きな負担となっています。
それでも新しい話が掲載されれば大きな注目を集めます。
長期間読めない時期があっても、
「それでも続きを読みたい」
と思わせる。
これだけ長く読者の関心を引きつけ続けていることも、冨樫作品のすごさではないでしょうか。
冨樫義博先生が「天才」と呼ばれる理由

ここまで見てくると、冨樫義博先生が「天才」と呼ばれる理由は、単にヒット作を生み出したからではなさそうです。
念能力のような緻密な設定、先の読めないストーリー、敵まで魅力的に見せるキャラクター作り。
そして『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』と、それぞれ違った作品を生み出しています。
個人的には、読者に「この先どうなるんだろう?」と考えさせるのがものすごく上手な漫画家だと思います。
だから何度も読み返したくなるし、長期間休載しても続きを待ちたくなるのでしょう。
まとめ

今回は、漫画家・冨樫義博先生のすごいエピソードを7つ紹介しました。
『幽☆遊☆白書』を大ヒットさせ、『レベルE』ではまったく違う作風に挑戦。
そして『HUNTER×HUNTER』では、念能力や心理戦、個性的なキャラクターによって独自の世界を作り上げました。
長期休載を挟みながらも、多くのファンが続きを待ち続けています。
「次に何をしてくるのか分からない」こと自体が、冨樫義博先生の漫画の大きな魅力なのかもしれません。
昔『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』を読んでいた人も、あらためて読み返してみると、そのすごさを再発見できそうですね。

